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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

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■第42話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第42話 ~ふてるもの~



「あなた、それは直した方がいいですよ」

「最初から気にはなっていましたが…」


「そうなんですか?」

「・・・え?最初からですか?」

「わたし最初からそんななめてたんですか?」


「そうです」


「マジっすか?」

わたしは
気づいてない自分に驚いた


「て言うか自分で気づいてないんですか?」


「今日言われて、あっ本当だ!って思いましたもん」


「マジっすか?」

店長は
本当に気づいてないわたしに驚いた


「あなた、怖いですね」


「いや本当っす、今まで知らずここまで来てしまいました」

「今までのことを考えるとゾッとします」


「店長、急になんで教えてくれたんですか?」


「それは、あなたが・・・」

「いや、なんとなくですよ」


「いやいや、今何か言いかけたじゃないですか?」


「うぅぅ何でもないです」


店長は少し照れ臭そうに
何かを誤魔化してるように見えた


「とりあえず、これからビシビシ行くから」


「えっ?ビシビシですか?」

「わかりました、お願いします」


「て言うか、本当にどうしたんですか?」


「うぅぅ何でもないです」


「・・・」


答えない店長に
わたしは少しふくれた

肩を落とし
カウンターに肘をついた


店長をキッと
わたしを睨むと


「あぁぁぁ、そういうとこです」

「ダメです!」


「え?何がです?肘ついたところですか?」


少しふくれて
わたしが言い返す


「あなた、自分の思い通りにならないと
すぐ不貞腐れますね」


「・・・」


わたしは確信を突かれ
何も言い返せない


「この前も言ったけど、仕事にあなたの感情を関係ないんぞ」


「・・・はい」


とは言うもののわたしはまだ
理解出来ていなかった


それから20分ほど
不貞腐れたわたしへ
店長から熱いお叱りを頂いた

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■第41話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第41話 ~なめるもの~



眠い目をこすりながら
わたしは起きた


「おはよう、かをる」

「今日も一日頑張りますか」


わたしは準備をすまし
お店へ向かった


今日も変わらぬ一日
坦々と業務をこなす


仕事の合間
店長とたわいもない話をしていた

そんな時
ふと店長は真剣な表情を見せた


「ん?あなた、なめてますよね?」


「えっ?なにがですか?」


「なめてないですよ」


なんのことかよく分からなかったが
わたしは否定した

最近は
店長が真面目に言ってるのか
冗談で言ってるのか
見分けれるようになってきた


これはマジな時だ


「なめてるってどういうことですか?」


「うぅぅ、あなたそれはダメですよ!」


「・・・?」


「ん?どれですか?」


「それです」


店長はわたしに向かって指差す


「ん?」


「どれです?」


「それです!」


「ん?」


わたしに向かって
ずっと指を差している

これは冗談なのかと思うほど
なんのことか分からないわたし


店長は押し出すようにして
わたしに向かって指を差した


「その肘!」


「肘?」


わたしはカウンターに
もたれるように肘をついていた


目上の人に対して
上司に対して
肘をついたまま
話をする、聞く


「うん、これはなめてます店長」


店長はキッと
わたしを睨んだ


強面が強面へ


わたしは
もたれかかった体を起こし
直立した


わたしは知らなかった
自分自身のことを


地震雷火事親父の様な
恐さや嵐に出会わない人生
平々凡々とした温室育ち


なめてないと言いつつ
内心は自信過剰で
周りをなめているかのように
体がそれを現す


それを見事に
店長は指摘してきた

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■第40話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明


第40話 ~ご機嫌をとるもの~


今日も無事
家に帰ってこれた


「ただいま、かをるー」


わたしはいつものように
新しいチモシーとペレットに
交換した


かをるは美味しそうに
食べ始める


「かをる、みんな頑張ってるよ」


食べてるかをるの頭を撫でながら
わたしは話かける


かをるは耳をピクっとさせながら
わたしの話に耳を傾けようとしてくれてるのか
むしゃむしゃとチモシーを頬張る


わたしはおかまいなしに
続けた


「何かに向かって頑張るって、すごいな」

「ねぇ、かをる」

「・・・」


「そういえば自分の目標ってなんだろう」

「ねぇ、かをる」

「・・・」


「女の子だけど、頑張ってる子ってカッコいいなって思ったんだよ」

「ねぇ、かをる」

「・・・」


「自分も何かちゃんと目標を持った方がいいよね」

「ねぇ、かをる」

「・・・」


「カッコつけたい訳じゃないけど、何かに頑張りたいって思ったよ」

「ねぇ、かをる」

「・・・」


「ねぇ、ねぇ、かをる」

「かをるー」

「・・・」



「ダン!ダンダン!」



「うわっ」

「足ダンした?」

「えっ?怒ったの?」


うさぎは怒ると
後ろ足で大きな音を立てて
足踏みをする


「ごめん、ごめん」

「かをるも今はご飯食べるのに真剣だもんな」

「真剣に頑張ってるものにちょっかい出されたら、そりゃ怒るよね」


「・・・ん?」


「そういうことか?ん?どういうことだ?」


わたしは何かが
分かりかけたような気がしたが
頭がこんがらがったのか
よく分からなくなった


「何か今、答えみたいのが出そうだった」

「なんだ喉まで出かかったのに・・・」

「あぁ、何か気持ち悪い感じだ」


ふとかをるを見ると
相変わらず無敵な可愛さで
チモシーを頬張っている


「まぁ、いっか」


わたしはかをるのご機嫌取りに
大好きなゼリーをあげた


次回・・・「第41話」?!

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■第39話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明




第39話 ~つよいもの~


「そ、そうなんですね」


そう話す女の子は
とてもたくましく見えていた


女の子の頑張る気持ちを
壊してはいけないと思い

意見することも
余計なことも
言うのはやめて
「そうなんですね」を貫いた


送りを任される時に
店長に言われていた
と、言うのもある


「女の子を送る時は、聴いてもいいが、しゃべるな!」

「軽はずみな言葉が女の子の人生を左右することもあります」

「だから聴いてもいいが、余計なことは言わないように!」


最初の時に
真剣な顔して言っていた

聞いたときは
ピンとこなかったが
今なら何となく分かる


その事が分かったからなのか
ディープな話に逃げたのか
ただ
わたしは聴くだけに徹した


礼儀正しくて真面目で
少しか弱そうに見えていたが

女の子って強いな
すごいなと思った

男のわたしなんかより
本当たくましく思えた

わたしは
自分が小さく見えた



女の子もいろいろ
人生もいろいろ
何をって訳じゃないが
わたしも頑張ろう
と強く思った


女の子にお仕事付けてあげたい
以前、そんなふうに意識していただろうか?


そうなったらいいな
から
そうしたいに
少し意識が変わっていった


店長は
仕事にわたしの感情は関係ない
と、以前言っていたが

この付けてあげたい
と言う感情も
やっぱり関係ないのだろうか

店長が意図してることは
まだやっぱり分からない


でも

仕事が楽しいって
少し前に感じていた
楽しければいいとは
一味違った

何かを感じていた


そんなことを思いながら
今日も無事
女の子を送り届けた


次回・・・「第40話」?!

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■第38話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明




第38話 ~D&D~


缶コーヒーのように
車内は温かな雰囲気に
包まれた


送り出してから1ヶ月
こんな温かな雰囲気は
今までになかった


女の子も今までにない
空気感を感じ取ったのだろうか


どちらが聞いた訳でもないが
女の子は自分の身の上話を
ぽつり、ぽつりと話し始めた


「あの・・・わたし」

「色々あって母が女手一つで育ててくれたんです」



「そ、そ、そうなんですか?」



いきなり片親であると言う
ディープなところから突っ込んできた

ディープ過ぎて
聞いていいのか、聞かない方がいいのか
冒頭から悩むわたし


「母は体が弱くて、病気がちで・・・」


悩むわたしをよそに
話が進む

母の体が弱い?
これまたディープからディープへ
行こうとしている


ディープなことは
あまり聞かない方がいい
それが人生の上手く行く秘訣です
みたいなことを
昔読んだ本に書いてあったような・・・


「あの、すみません」

「その話、わたし聞いていいんですか?」


話の腰を折りまくり
流れを折りまくり
せっかく女の子が
心を開こうとしているのに

わたしは話をさえぎった


「いいんです!聞いてください!」


「・・・?」


「は、はい・・・」


あれ?こんな力強い子だったっけ?
女の子の熱量に負ける


「母は体が弱いけど、一生懸命働いてくれて
わたしを大学まで入れてくれたんです」



「そ、そうなんですね
お母さん大丈夫なんですか?」



「大丈夫です、体は弱いですが元気です」

「でもきっと、わたしが想像つかないほど
苦労してきたと思うんです」

「それでも母はいつも優しくて・・・」



「そ、そうなんですね」



「大学の費用を今も払ってくれてて・・・」



「そ、そうなんですね」



「わたしが自分で何とかしたいと思ったんです」



「そ、そうなんですね」



「大学の費用もわたしが何とかして
大学出たら、良い所に就職して
早く母に楽をさせてたいんです」



「そ、そうなんですね」



そう話す女の子は
とてもたくましく見えた


次回・・・「第39話」?!

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